それによると、遠隔操作ソフト(バックドア)を仕込まれたりウィルスに感染したりしたままの、いわゆる「ゾンビPC」の所在が、ヨーロッパからブラジル・トルコ・中国に移行しはじめていることが判った。今年4月時点の調べではドイツが1位だったが、今回は、前回3位のブラジルが10.2%で1位になっている。ドイツは9.3%に減少し2位となった。前回2位のイタリアも同じく8.9%に減少し3位。その一方でトルコと中国が微増し4位、5位となるなど、不正侵入者側の狙いが、西欧から別地域に移行しつつあることが伺える。なお2008年第2四半期では、1日平均500万~1,000万台のゾンビPCが稼働していたと推定されている。
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