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金曜日, 8月 14, 2026

今日のひとこと1 【セキュリティトレンド】境界防御の限界と「ID侵害」の脅威

サイバーセキュリティ専門機関の最新レポートによると、2026年現在の個人情報漏洩における侵入経路は、システムの脆弱性悪用から「窃取された正規ID・認証情報の悪用」へと決定的にシフトしています。 ステルス侵入の増加:闇市場に流通した認証情報を用いて「正規ユーザー」としてログインするため、従来のファイアウォール等の境界防御では検知が困難になっています。 内部漏洩リスク:生成AI(GenAI)の日常的な業務利用に伴い、プロンプト入力時に機密データや個人情報が含まれてしまう「シャドーAI」による漏洩対策も急務となっています。

ヨネックス・RIZAPグループ:不正アクセスによる顧客データ露出

スポーツ用品大手のヨネックスでは、公式ECサイトへの「リスト型アカウントハッキング(不正ログイン)」により、顧客の氏名や購入履歴などが第三者に閲覧された可能性が明らかになりました。 また、RIZAPグループでもオンラインストアへの悪意あるスクリプト設置によるカード情報流出の疑いや、傘下企業へのランサムウェア攻撃など、サプライチェーンを狙ったデジタルインシデントが相次いでいます

東京ガスネットワーク:2万件の顧客情報入りPCを紛失

東京ガスの子会社である東京ガスネットワークにて、職員が業務後に飲酒し、帰宅途中の電車内で業務用パソコンなどを入れた鞄を紛失する事案が発生しました。 紛失したパソコンには顧客の氏名や住所など約2万件の個人情報が保存されていました。携帯電話は回収されたものの、パソコン自体は発見されておらず、企業における物理的なデバイス管理と持ち出しルールの徹底が改めて問われています。

ニチレイ:サイバー攻撃により従業員情報が流出

食品大手のニチレイは、発生したサイバー攻撃によるシステム障害の調査結果を発表しました。 攻撃を受けたサーバーの一部にグループ企業の従業員情報が保存されており、氏名、生年月日、会社用メールアドレス、人事・労務管理関連情報などが外部へ漏洩した可能性があると確認されました。業務自体は通常稼働へ移行しているものの、不正アクセスの痕跡調査と被害範囲の特定が進められています。